からだの内側の空洞 「腔(くう)」

さとう式リンパケアの理論の中に「腔を整える」というものがあります。

「腔」というのは、からだの内側にある空洞のことです。

 「口腔」  :口の中や、鼻からのどの奥にかけての空間
 「胸腔」  :肋骨に覆われる、肺の収まる空間
 「腹腔」  :おなか、消化器や女性の生殖器の収まる空間

 

さとう式に関連する、姿勢やウォーキングの書籍では、
大きさの異なるボール(空間)が、重なるようにして体を支えていると紹介されています。

 

この3つの空間が、シッカリと膨らんだ状態となり、きれいに重なっていれば、
ペットボトルが立つように、ちからを使わず、楽に姿勢をつくることができます。

逆に、疲労やストレスで、腔が潰れてしまうと体のバランスが失われて
姿勢が悪くなり、さらに余計な緊張や疲労を起こす原因ともなります。

 

また、腔に収まる内臓は、狭い空間ではお互いを圧迫するので、充分に機能することが
できませんし、血液などの循環も滞る傾向になります。
その結果、肩こりや腰痛、冷え症など不快症状が表れてしまうのです。

ぜひ「腔」の存在を知っていただきたい。また、意識をしていただきたいと思います。

リラクゼーションスペース菜のはな <JR緑井駅徒歩3分>
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